2018.12.21
受賞作品の詳細とレポートを追加しました。
2018.11.09
審査結果を発表しました。
2018.09.28
作品応募期間は終了しました。
2018.09.14
WEBエントリー期間は終了しました。
2018.04.18
サンゲツ壁紙デザインアワード公式Facebookページを更新しました。
2018.04.18
第2回サンゲツ壁紙デザインアワード公式ホームページをオープンしました。
応募総数521作品の中から、下記の通り受賞作品が決定いたしました。審査員の総意により、昨年同様に「奨励賞」1作品を設けています。
応募総数:521点 一次審査通過:98点
限りなく装飾的なものを排除した素朴さ。それでいて挑戦的であること。斜線の細かいピッチの縞模様は単なる線ではなく無現に広がる面であり、線の傾斜は不完全な未知の可能性を意味する。テクスチャーは時間の痕跡を表現したもので、氷河擦痕のように引っ掻いて描かれた線は力強く、そして原初的である。
寶田 陵
引っかいたという線の集合が大きな力となってダイナミックな表情をつくっている。“壁紙” という概念を超えていて、ダントツのクオリティー。自分の設計する空間で使いたい。
黒田 美津子
クラフト的なデザインの手法に、壁紙のデザインの新しいアプローチを感じた。パブリックな大空間で効果を発揮しそう。
木住野 彰悟
派手さはないのに圧倒的な素材感。横に引いたラインが壁紙の幅で切れることを逆にうまく利用している。
安田 正介
発想自体も非常に素晴らしいし、壁紙としても製品化しやすい要素を押さえている。プレゼンテーションも素晴らしい。
窓を開けた図を切り取り「風通しの良い自由な世界」を表現しました。
実際の窓とは異なる窓のカタチの違和感も楽しんでいただけたら幸いです。
寶田 陵
大柄のデザインはありそうでなかった。窓の大きさのスケール感を変えて、あえて大きなスケールで製品化したら違和感があってもっと面白い見え方になると思う。
黒田 美津子
爽やかな色彩とシンプルなデザインで、インテリアのイメージが湧く。サイズ違いのバリエーションがあっても良さそう。
木住野 彰悟
ビジュアル的には一番好きなもの。壁紙としてギリギリのところを攻めている。
安田 正介
大きめな柄を大胆に使った点が効いている。
日本の国旗を意識したドット柄に、魚の尾びれと花びらをモチーフにした曲線を組み合わせ、温かみと喜びを表現しました。
猫が最もリラックスした丸まった姿に、種を重ね、植物も書き加えました。猫が眠るように良い夢を見られるデザインです。
故郷の白樺の景色、空の青、光、温度を思い浮かべ家の中にいても内と外の境界線を感じない空間をイメージし表現しました。
遠景ではドットや線なのに、近づくとオリジナルキャラの顔が見えてきます。チカチカと見えるから、ちか子と名付けました。
昨年に引き続き、受賞6作品を除く一次通過作品から
サンゲツ社員が投票で選ぶ特別賞『サンゲツ社員賞』を1作品設けています。
日本では「鶴」は幸運や長寿を象徴する縁起の良いもの。前向きな気持ちになれるよう羽ばたく様子をデザインしました。
仕事で壁紙を選んでいると、これというものになかなか出会えませんが、大賞作品はそれを思わせるものがありました。シンプルながら奥行きがあり、ラグジュアリーさも感じるデザインです。全体に完成度やリアリティが高まる中で、今の技術では難しいが、将来的な可能性を感じるような作品にも、コンテストだからこそチャレンジしてもらいたい。2次元的要素だけでなく、立体や時間軸を生かしたデザインなどももっとあるといいですね。
リアリティのある作品が増えたように思います。僕は壁紙を使う側ではなく、つくる側の視点としてどういう作品が受賞するといいのだろうかと考え、新規性があり自由な発想の作品を選びたいと思っていました。大賞は完成度が高く、アワードのレベルの高さを確かなものにするという点でとても納得感があります。逆に優秀賞はグラフィカルで開放的な作品が選ばれました。今回の受賞作品は全体としてバランスよく選ばれたという印象です。
今年は去年の受賞作あっての応募ということもあり、作品の完成度がより高くなったように思います。ポジティブで明るいデザインが多いと感じました。私自身は、「コンテストならではの新鮮なデザイン」「製品性」「直感的な良さ」という軸で審査をしました。色彩のバランスの良さも大事な要素でした。壁面という大面積を考えると、絵画的過ぎない、デザインを捏ね過ぎない、空間を圧迫しないもの、という傾向に絞られていったように思います。
アワードの目的の一つとして、壁紙に新しい発想を持ち込んでもらえれば、というものがあります。業界の人たちだけでは生み出せないものを見せていただきたい。2回目ということで、応募作にはよりユニークなアイデアが溢れ、またグラフィックを大きく、大胆に使ったものも散見されました。連続受賞となった山田さんの作品は、クリエイティブな部分はもちろん、壁紙としての利用しやすさも考慮されており、審査員一同納得のいくものでした。また、若いデザイナー、クリエーター育成の一助になればという思いもあり、その観点も含め奨励賞を加えさせていただきました。来年以降もぜひ期待をしたいと考えています。
2018.11.27
「サンゲツ壁紙デザインアワード 2018」の表彰式が、11月27日にサンゲツ品川ショールームにて執り行われました。多くのメディア関係者にお越しいただき、受賞者の表彰、並びに受賞作品をお披露目しました。
まずは審査員長の弊社社長 安田より、2回目となったアワードの所感に加え、来年以降のアワード開催への抱負が語られました。2回目となる今回の応募作品について、昨年に続き審査員を務めた全員から出た言葉は、全体的なレベルの向上です。一方で、実現性の高いリアリティのある作品が目立ったがゆえに、コンテストならではの、より自由な発想を求める声も多く挙がりました。
今回は、優秀賞の藤田さん、入賞の髙野さん、奨励賞の小林さんと学生の方が3名受賞となり、若い世代も高く評価されました。みなさん緊張されながらも、トロフィーを受け取り、受賞の喜びをスピーチ。また、2回目の大賞受賞となった山田さんは、落ち着いた口調でものづくりに対するこだわりを熱く語られました。
表彰式後のフォトセッションでは、審査員やメディア関係者が受賞者を囲み、それぞれのコンセプトや制作方法を尋ねる様子が見られました。作者の思いや制作秘話などが語られる貴重な時間となりました。
2018.10.10
2017年に続いて、第2回を迎えた「サンゲツ壁紙デザインアワード 2018」。国内外からエントリーされ、前回を上回る応募数となった521点の力作を、審査員4人によって厳正な評価・審査がなされました。
審査員は前回と同じメンバーで臨んでいます。壁面における表現の可能性、グラフィズムとしての斬新さやトレンド性、さらには壁紙というプロダクトとしてのあり方や提出物自体のプレゼンスまで、それぞれの職能や専門性を踏まえて、様々な視点や意見を提供しました。
1次審査の会場となったショールーム2フロアを埋め尽くす膨大な作品たち。一点一点丁寧に目を通していく作業は簡単ではありません。真剣な空気の中、2時間近い審査を経て、2次審査に向けて98点が選出されました。
2次審査では、1次審査とはまた異なる視点で改めて作品が評価され、非常に活発な議論が飛び交いました。最終審査への候補をピックアップする判断もギリギリまで葛藤が見られ、全体的な応募作品のレベルアップを感じさせるものでした。ここでは、壁紙という商品としての技術的な評価や合理性も、商品開発スタッフの意見を聞きながらチェックされます。
大賞は、審査員も驚きの連続受賞となった山田茂さん。デザイン自体の魅力と群を抜く総合的なバランス感覚で、意見がまとまりました。優秀賞・入賞作はいずれも開放的なイメージでかつ抽象性の高いグラフィック、という傾向が感じられながら、全体としては多様性のある選出となりました。小林菜々瀬さんの奨励賞作はその意外性とユニークさで審査員を虜にし、アワードの可能性を広げていく意味で次回以降の応募者を鼓舞していくものとされました。
サンゲツは、住宅、商業施設、オフィス、ホテル、医療福祉施設など、さまざまな空間で使われるインテリア素材を提供し、人々が空間をデザインするよろこびをお届けしてきました。単にインテリア素材を供給するのではなく、人々がそのインテリア素材を使い、デザインし、その空間で楽しみ、安らぎを得ること。それがサンゲツの社会での役割と考え「Joy of Design デザインするよろこびを」をブランドコンセプトに掲げ、豊かな生活文化の創造を目指しています。
その企業活動の一環として昨年『サンゲツ壁紙デザインアワード2017』を初めて開催し、たくさんのご応募をいただきました。みなさまの応募作品からまだまだ広がる壁紙の可能性を実感し、今年も引き続き『第2回サンゲツ壁紙デザインアワード』を開催します。
新しい空間を創り出す人々、またその空間を利用する人々の感覚・感性を呼び覚まし、よろこびや楽しみを与えられる壁紙とは。気持ちが明るくなる病室、心に残るホテル、活発なコミュニケーションが生まれる教室、仕事がはかどるオフィス、また行きたくなるレストラン、人の心を豊かにする家。壁紙ひとつで、居心地をつくることも、人々の表情を変えることもできる。 壁紙がインテリアの中で果たす役割、影響力は大きい。美しさや機能といったモノとしてのデザインはもちろん、 空間の創り手も、その空間で過ごす人も、もっと自由に楽しめる、そんな可能性を感じる新しい発想やデザインをお待ちしています。サンゲツとともに新しいデザインの価値を創り出していきましょう。
新たな空間性を生み出す壁紙を自由に発想していただき、そのアイデアやデザインを広く募集します。
※応募点数に制限はありません。
企業、団体、個人、グループ、年齢、性別、職業、国籍等の一切を不問とします。
大賞受賞作品は商品化を前提とします。
商品化にあたっては、商品開発会議へのご参加をお願いする場合があります。詳細は個別にご連絡します。
大賞以外の応募作品についても商品化を検討する場合があります。その際は、個別に詳細をご連絡します。
商品化に際しては、製造方法や規格等によりデザインの調整が発生することがあります。
賞金は、源泉所得税、復興特別所得税などの税金を差し引いた金額となります。
賞によっては「該当作品なし」とさせていただく場合があります。また「審査員賞」などの賞を設ける場合があります。
受賞者の方には表彰式へのご参加をお願いする予定です。(11月下旬予定)
WEBエントリー期間
提出物受付期間
寶田 陵
Ryo Takarada
the range design INC.代表、アーキテクト
東京生まれ。建築設計会社、UDS(株) クリエイティブデザインディレクターを経て、2016年にthe range design INC.設立。ホテル、旅館、共同住宅、商業施設、オフィス等、幅広い分野で建築設計及びインテリアデザインを手掛ける。近年ではプロジェクトの企画プロデュースやデザインディレクション、家具や照明器具などのプロダクトデザインにも活動の幅を広げ、新しいライフスタイルを生み出す建築・空間づくりにチャレンジしている。代表作に「SHINJUKU GRANBELL HOTEL」、「HOTEL EMERALD ISLE ISHIGAKIJIMA」、「CASCADE HARAJUKU」他。第31回東京建築賞、第40回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選、2015 GOOD DESIGN AWARDなど受賞多数。
木住野 彰悟
Shogo Kishino
6D代表、グラフィックデザイナー
東京生まれ。2007年グラフィックデザイン事務所6Dを設立。主な仕事に「KIRIN Home Tap」、「KASHIYAMA the Smart Tailor」アートディレクション、「小田急電鉄新型ロマンスカーデビューキャンペーン」グラフィックデザイン、「千葉県市原市役所」、「NEWoMan」のサイン計画など。主な受賞に、カンヌゴールド、D&ADイエロー、One Showシルバー、アジアデザイン賞ゴールド、SDA最優秀賞、JAGDA賞、ADC賞など国内外多数。D&ADやグッドデザイン賞の審査員も務める。東京工芸大学芸術学部デザイン学科准教授。
黒田 美津子
Mitsuko Kuroda
株式会社Laboratoryy / 黒田美津子事務所、インテリアスタイリスト
1988年『Hanako』誌(マガジンハウス)創刊メンバーとして雑誌記者に。7年間の編集生活の後、主に女性誌、デザイン誌などでデザイン、インテリア関連記事の編集、執筆、スタイリングを担当。商業空間のスタイリング、VMD、コンセプトワーク、インテリア・インスタレーション、広告スタイリング、販促ツール製作、企業広告誌の編集などに携わる。明るい色調のスタイルミックス提案を得意とし、モダンやアンティークなど、さまざまな要素を組み合わせたアイディアを実現させている。主な近作にIFFTインテリアライフスタイル展会場デザインディレクション、ヘーベルハウスSOFITプロト棟インテリアスタイリング、佐島倶楽部、鎌倉のダイニングレストラン「古我邸」、パナソニックエコナビキャンペーン「ふだんプレミアム」CM、ポスター、映像等のインテリアディレクション&スタイリングなど。
募集開始
STEP 1WEBエントリー
公式ホームページよりWEBエントリーを行い、エントリーナンバーを発行してください。
WEBエントリー期間は終了しました
※エントリーが完了しましたら、完了メールが届きます。ドメイン指定などの受信制限をされている場合には、〈sangetsu.co.jp〉からのメールが受信できるよう事前にパソコン、携帯電話等の設定を行ってください。
STEP 2提出物送付
提出物を下記まで郵送してください。
〒451-8575 愛知県名古屋市西区幅下一丁目4番1号
株式会社サンゲツ サンゲツ壁紙デザインアワード係
WEBエントリー締切(18:00締切)
提出物受付締切(当日必着)
結果発表
こちらのホームページ上で結果発表します。
受賞者へは事務局より直接ご連絡させていただきます。
※審査状況・結果につきましては、発表日まで一切お答えできません。
表彰式(予定)
下記A、B、C3つの提出物を1セットとして応募してください。
A2ヨコ(幅594mm×高さ420mm)片面1枚
表現方法は自由。柄やパターン(CGやスケッチなど)を原寸大で表現してください。
※デザインにあたっての注意事項を必ずお読みください。
A4ヨコ(幅297mm×高さ210mm)片面1枚
壁紙が貼られた空間イメージ(パースやスケッチなど)を表現してください。
A4ヨコ(幅297mm×高さ210mm)片面1枚
こちらのホームページからエントリーシートをプリントアウトし、必要事項(WEBエントリーナンバー、デザインコンセプト含む)を記入してください。
※使用言語は日本語もしくは英語に限ります。
A2サイズとA3サイズのイラストボード(厚み1mm以下)を1枚ずつ用意し、下図のようにA2ヨコのイラストボードの右側にA3タテのイラストボードを繋ぎ合わせる。
※接合は裏側を粘着テープで固定してください。
A2ヨコのイラストボードに「A.デザイン画」を、A3タテのイラストボード上半分に「B.空間イメージ図」を、下半分に「C.エントリーシート」を貼る。
※「A.デザイン画」と「B.空間イメージ図」は直接イラストボード上に表現しても結構です。
A3タテのイラストボードを内側に折り込み、A2サイズとして提出する。
※丸めたり、指定サイズより小さく折ったりせずに提出してください。
壁紙は幅92cmのロール状の商品です。激しい凹凸や複雑な凹凸などの立体表現はできません。
素材について指定がある場合は、エントリーシートに記載してください。
応募作品は、応募者自身のオリジナルであり、国内外で未発表のものに限ります。他のコンテストや、コンペティションへの二重応募は認められません。また、主催者の同意なしに他に公表しないものとします。
受賞作品については、日本および世界の全ての国における知的財産権等全ての権利は主催者に帰属するものとし、応募者は著作者人格権を行使しないものとします。その権利の対価は、受賞賞金をもって充てるものとします。
受賞作品以外の応募作品については、知的財産権等全ての権利は原則として応募者本人に帰属します。ただし、展示・発表(応募者の個人情報を除きます)に関する権利は主催者が保有します。
応募作品及び提出資料(に使用するイラストや画像)が第三者の知的財産権の侵害となる場合(応募後に侵害となった場合を含む)は受賞結果発表後であっても受賞を取り消す場合があります。
応募作品の管理については万全の注意を払いますが、天災、その他の不慮の事故に基づく破損、紛失につい主催者は一切の責任を負いません。
応募作品は返却いたしません。必要な場合はあらかじめ複製をしておいてください。
未成年の方については、受賞した場合に親権者の同意書が必要となります。
応募者の個人情報は、株式会社サンゲツおよびサンゲツ壁紙デザインアワード事務局が管理し、運営上の連絡や、関連するイベントのお知らせ、また統計処理の目的に応じて、必要な範囲でのみ利用させていただきます。
主催:株式会社サンゲツ
協力:株式会社バンブー・メディア
info@sangetsu-award.jp
株式会社バンブー・メディア内 サンゲツ壁紙デザインアワード事務局
作品タイトルをWEBエントリー時に入力したものから変更したいのですが、どうすればいいですか。
事務局までメールでお知らせください。
info@sangetsu-award.jp
(株式会社バンブー・メディア内 サンゲツ壁紙デザインアワード事務局)
WEBエントリー完了後に内容を変更できますか。
事務局までメールでお知らせください。
info@sangetsu-award.jp
(株式会社バンブー・メディア内 サンゲツ壁紙デザインアワード事務局)
WEBエントリーをキャンセルすることはできますか?
事務局までメールでお知らせください。
info@sangetsu-award.jp
(株式会社バンブー・メディア内 サンゲツ壁紙デザインアワード事務局)
複数点応募する際は、一度のWEBエントリーでまとめて応募できますか?
できません。お手数ですが、必ず1点毎にエントリーしてください。
WEBエントリーページの動作環境を教えてください。
WEBエントリーは以下の環境でのご利用をお勧めします。
Android
・OS:Android4.4以上
・ブラウザ:標準インストールブラウザ
iOS
・OS:iOS9以上
・ブラウザ:標準インストールブラウザ
Windows
・OS:7、8.1、10
・ブラウザ:Internet Explorer 11、Google Chrome、FireFox 最新版
Macintosh
・OS:Mac OS X
・ブラウザ:Safari 最新版、Google Chrome最新版
※すべての機能を使用するには、JavaScript を有効にする必要があります。
素材はどのような素材なら実現可能なのでしょうか。
壁紙の素材としては、塩化ビニル樹脂のものが一般的で、糊で施工するために裏面は紙(裏打ち紙)になっています。
塩化ビニル以外では、和紙、紙、ファブリック、珪藻土、箔(金銀)、コルク、漆といった特殊な素材の他、スパンコールやガラスビーズなどを取り付けたものなども存在します。
注意事項にも記載のとおり、壁紙は幅92cmのロール状の商品となり、激しい凹凸などの立体的な表現はできません。ロール状に加工する事が困難な素材を指定いただきますと、実現が難しくなります。薄く、柔軟性のある素材、壁紙に適した素材で検討ください。
なお、商品化に際して実現が難しい場合は、ご指定の素材の調整をお願いさせていただく場合もあります。
壁紙はタテに貼るという前提が必須でしょうか?また、貼り方を自由に発想する(横貼り、パーツ使い)ことをアイデアに取り入れることは可能でしょうか?
壁紙は横方向に貼ることも可能です。横方向に貼る、パーツ使いなどを想定したデザインでも問題ありません。
注意事項の欄に「激しい凹凸や複雑な凹凸などの立体的な表現はできません。」とありますがエンボス加工の指定はできないという事でしょうか。
エンボス加工の指定は可能です。ロール状にできないほどの立体物が表面に付属するようなデザインは避けてください。
パール感のある色をデザインに使用する事は可能でしょうか。
可能です。
壁紙をみたいのですがどこで見れますか?
サンゲツショールームにお越しいただくか、WEBサイトのデジタルカタログをご確認ください。詳しくは下記をご覧ください。
ショールーム:https://www.sangetsu.co.jp/showroom/
デジタルカタログ:https://www.sangetsu.co.jp/digital_book/
原寸、A2横使いでとのことですが、大きな図柄をご提案したい場合、中途半端なトリミングになってしまうことも考えられます。それは空間イメージ図で説明すればよいのでしょうか?
A2以上の柄の場合は、空間イメージ図で全体を表現してください。トリミングいただく位置についても指定はありませんので、デザインやコンセプトが最も表現しやすい部分を切り取って表現ください。
デザイン画の用紙や画材は何を使っても良いですか。
デザイン画に使う画材や紙については指定はありません。デジタルデータの出力、手描きなど自由に表現してください。ただし必ずデザイン画をイラストボードに貼って提出してください。
※募集要項参照
イラストボードは 1mm以下 とありますが、画材店で取り扱いがないと言われました。画用紙で、ヨレヨレしないしっかりした紙であれば良いですか?
1mm以下のイラストボードにつきまして、店舗によっては在庫がない場合もあるかと思います。お手数をおかけしますが、取り扱いのある店舗やWEBストアにてご購入ください。
応募したいので郵送先の住所と電話番号を教えてください。
【送付先】
〒451-8575 愛知県名古屋市西区幅下一丁目4番1号
株式会社サンゲツ サンゲツ壁紙デザインアワード係
052-564-3310
作品を送る際に指定の宅配業者などはありますか?
特に指定はありませんので、送りやすい方法で結構です。いずれの場合も送料は応募者様負担でお願いします。
受賞者コメント
ペースト状にした大理石の粉を塗り重ねた下地に、アルミ箔を貼って黒で塗装し、尖った金属棒で一本一本アルミ箔ごと削り取りながら、この線を描いています。不均等で力強い線を斜めにすることで、ダイナミックな空間になるのではと考えました。画家としての作品づくりと壁紙のデザインは私にとって同じもので、派手ではないのですが、表面に出ない下地づくりが大きく影響します。今回も、そういうものを評価していただき、大変うれしく思います。